今回は延長保育加算について。
【延長保育加算とは?】
11時間(13時間)の開所時間の前後の時間において、さらに30分以上の延長保育を、実施した場合に応じて加算がつきます。
延長時間には、利用実績ベースの算定方法があり、大きく4つの延長時間区分に分かれています。複数の延長時間区分に該当する場合は、最も長い延長時間の区分が適用されます。
①1時間延長
開所時間を超えて1時間以上の延長保育を実施しており、延長時間内の1日当たり平均対象児童数※2が6名以上いること。
②2時間延長
開所時間を2時間以上の延長保育を実施しており、延長時間内の1日当たり平均対象児童が3名以上いること。
③3時間以上の延長
②と同様1時間ごとに区分した延長時間以上の延長保育を実施しており、延長時間内の平均対象児童数が3人以上いること。
④30分延長
上記①から③に該当しないもので、開所時間を超えて30分以上の延長保育を実施しており、延長時間内の平均対象児童数が1人以上いること。30分未満は助成対象外となります。
※2平均対象児童数
1週の(前後)各延長区分で利用した児童数の最大人数の合計数
月カレンダーの週(日曜日から土曜日)の数
例)10月(全6週) 午前:30分延長利用総数 3名。午後:2時間延長利用総数 8名
午前 3名÷6週=0.5(四捨五入して 平均対象児童数は1)
午後 8名÷6週=1.3(四捨五入して 平均対象児童数は1)
午前の30分延長は取れるが、午後の2時間以上延長は対象外となり、次に条件を満たす30分延長で加算される。
加算額(年額)
延長時間区分 | 定員20人以上 | 定員19人以下 | |
保育士率100% | 保育士比率100%未満 | ||
30分 | 276,000円 | 276,000円 | 276,000円 |
1時間 | 1,533,000円 | 1,231,000円 | 1,231,000円 |
2~3時間 | 2,428,000円 | 1,529,000円 | 1,529,000円 |
4~5時間 | 5,069,000円 | 3,906,000円 | 3,906,000円 |
6時間以上 | 5,966,000円 | 4,539,000円 | 4,539,000円 |
各時間に児童の利用がどれだけあるのかが重要になります。
今後も気になる加算について配信していきますので、お楽しみに!
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